正しい水分摂取の知恵 №2

私たちの身体は水分が無くては生きていけません。恒常性

【体温維持、血液粘度、消化液や唾液、尿と汗、皮膚粘膜の保湿、津液】に大切な役割を果たしています。

  水分欠乏率が4%を超えると脱水症状が出て熱中症となります。

  ①無条件で一日に出ていく水分量   約2400ml  

【汗 約500ml、 尿 約1500ml 、大便100ml 、呼気中の水分約300ml 】

  ②無条件で入ってくる水分量   約1000ml 

【食物にある水分 約700ml、代謝から生まれている水分 約300ml】

  ③この①と②の差し引いた量が必要な摂取水分量で約1400mlとなります。ただし①で尿量が500ml以下の場合、また運動や      高温で汗が多かった時などは調整していく必要があります。

 

  いつも変化する自分の身体の状態をこまめにチェックされ、正しく水分摂取を心掛けてくださいませ。

 

水分の取り方の知恵 

1 一度にがぶ飲みしない。こまめに飲む

2 常温または人肌位の温かい飲み物がベスト

3 胃腸が弱い人は唾液を混ぜるように飲む

4 夕方から夜は控えめに。

5 ビールは水分補給にならない

水分補給

暑い季節の予防養生  水分補給の知恵

 

いよいよ夏本番、厳しい暑さにも負けない元気な心と身体にしていきたいですね。まだまだ若いとお考えでしょうけど、昨年よりも全ての人が一年老化しています。その他にもどうしても避けられない環境もありますので、正しい知識と知恵を持ってこの夏もイキイキ元気に過ごして参りましょう。

さてこの老化とは、体の水分比率が減っていくことでもあります。若いとき65%が、老人では55%と推移しています。それで簡単に水分摂ればと思われ、巷で言われるように血液サラサラになるように一日に2リットルの水分摂取されてしまうと摂り過ぎの害が出てきてしまいます。元気な胃腸と腎臓、かつ代謝が良い方ならば別ですが、普通は2リットルの水分の消化は胃腸に負担がかかります。其の為に胃腸が弱り、食欲不振の夏バテが出てきます。また冷えた水分で冷えてしまい、痛みやしびれが出てきます。更には排出機能の腎臓も弱りますから、余分な水分は血液に入れず細胞外液となって浮腫みが出ます。水太りという訳です。

重力の影響で下半身に水分は溜まりやすく、足が腫れたりダルくなったり浮腫みます。

冷たい物で胃腸が冷えると血流まで悪化し、回復の為心臓に負担がかかり動悸や息切れ、心筋梗塞まで発症してきます。

日本は周りが海に囲まれ火山国でありますから、湿気が高く水分を気化できず水分が身体に溜まりやすい環境です。それで心臓はいつも酷使されているので、何だかだるくてしんどい、疲れる~となるわけです

ここ20年くらい一日2リットル摂取が推奨されてきていますが、血栓症が増加している事実からも納得できます。

よって水分は、やみくもに摂るのではなく、負担にならない量を、出来るだけ冷やさないで唾液を加えるようにぐじゅぐじゅと噛んで飲むということが知恵ということになります

小さな黄色い花